インタビュー
【 この人 】
「挑戦」続け100年企業へ
2026年04月21日
ニチレイ 嶋本 和訓 社長
1日、大櫛顕也前社長(現・会長)からバトンを引き継いだ。就任の打診を受けた際の感想は「まさか私が」。同時に、経営環境が大きく変わる中でのかじ取りを任された責任を受け止めた。100年企業に向け、2035年の長期経営目標で掲げた構造改革と施策に取り組む。
東京理科大学出身で、学生時代は白衣を着て研究に明け暮れた経験を持つ。若い頃から食品業界に興味を持ち、1996年にニチレイに入社。低温物流事業を担うニチレイロジグループ本社の経験も長く、国内の新センターや海外の新事業の立ち上げ、営業戦略・経営企画の策定など幅広い分野に携わった。
2024年に就任したニチレイロジの社長時代を含め、約30年間の仕事で大切にしてきたのが挑戦し続ける気持ち。「当社グループは挑戦の背中を押してくれる文化がある。一人一人の挑戦を後押しすることがプラスに働く」とし、今後も考えを守り続けていく。
25年度に始動した長期経営目標の着実な前進が任された重要な仕事になる。目標では経営改革、事業モデル改革、組織風土改革の3本柱を推進。グループ全体で収益力の強化と資本効率の向上、海外事業拡大スピードの加速などさまざまな施策に取り組み、100年企業に向けた地盤を固める。
「環境変化への即応力も重要な課題。経験したことのない変化に対し、しっかりとかじ取りを行い、修正していく力を付けることも欠かせない」
ウオーキングが趣味で、休日にはその日の気分で数時間歩くことも。休憩時に近くのスーパーに入り、食品売り場を散策することも楽しみ。
