食品共配　広がる「前々日受注」　安定物流へ商慣行見直し

　納品日の前々日に輸送依頼を受ける「前々日受注」が、食品メーカーから卸への川上物流で広がっている。ＳＧホールディングス傘下のヒューテックノオリンが冷凍食品共同配送で６月に全面移行。別の大手食品物流企業も冷蔵・冷凍食品共配の７０～８０％で移行を進めた。協力会社を含む安定的な輸送網維持へ、今後の拡大を期待する声は根強い。

　受注日を起点にした場合「翌々日納品」と呼ぶが意味は同じ。メーカーや納品先の協力が不可欠で、ヒューテックノオリンは１～５月を準備期間と定め協力…

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