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2025.07.01付
輸出航空貨物 堅調な荷動きに暗雲 マイナス要因多数抱え
堅調だった日本発の輸出航空貨物で減速懸念が高まっている。世界的なEV市場の停滞、米国の関税政策を受けて、主力の自動車部品や半導体・電子部品の輸出量に陰りが見え始めた。
航空貨物運送協会によると、5月の混載航空貨物輸出実績は、重量ベースで前年同月比1・9%増の6万5368トン。14カ月連続で前年同月を上回り、依然プラス基調が持続している。ただ欧米中では主力の輸出品目に陰りも見え始めた。
減速傾向が顕著なのが欧州向けで、同10・0%減の1万432トン。自動車…
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