EC物流の機器導入　中小でも主導権握る鍵に　従量課金制活用が一手

　成長が続く国内のEC市場。半面、EC物流の現場は深刻な人手不足を抱える。自動化設備の活用が解決の一手だが、投資余力の小さい物流企業では採算面で導入に踏み切れない実情も。EC物流業界では、大型投資を要さず従量課金制で機器を利用できるサービスを使い、省力化・省人化を図りながら荷主に能動的に提案できる体制を築けば、中小の物流企業でも、取引上の主導権を握るチャンスがあるとの考え方がある。

　経済産業省によると、2022年の国内の消費者向けECの市場規模は前年比…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください