インタビュー

【 この人 】
永久に生き続ける企業

2018年02月06日
安全輸送 久保田 守 社長
昨年10月に久保田司前社長の後を継いで社長に就任した。これまでも副社長として荷主や同業他社間の調整や現場業務の管理など、社長業務を補佐してきた。「副社長から社長になったことで会社の全責任を持つようになり、その重さをひしひしと感じている」
現場経験は豊富。大学4年生の頃からトラックに乗務。前社長と共に安全輸送の立ち上げに携わった。卒業後はそのまま入社。約10年間、ドライバーとして航空貨物や家電製品の部品の輸送を担当した。新人の頃は仕事に慣れるのに苦労したが「ドライバーの仕事や気持の理解につながっており、社長職を務めるにあたって大切な土台になっている」
経営では前社長が掲げた理念「永久に生き続ける企業」を継承。今までに築き上げてきたものを守りながら、全社員と協力して「さらなる業務拡大を図る」。
同社の強みである食品輸送の分野で新規大型プロジェクトの企画・実行を検討している。また、宅配事業では少子高齢化の時代に対応し、介護用品配送を強化する。
趣味はスポーツ観戦。
野球を中心にあらゆるジャンルの競技を観戦している。特に高校野球が好きで「母校の野球部後援会で副会長を務めている」
好きな言葉は「心は丸く、気は長く、腹は立てずに横にしろ」。幼い頃に父親に教えられ、今でも心に留めている。「人生を生きる上で大切なモットーだ」