ニュース

メインビジュアル

2016.08.23付

上場物流企業 28年4~6月期 増益、半数にとどまる 収益力の強化が課題

 上場陸運企業の平成28年4~6月期決算が出そろった。物量の低迷が続く中、増収増益企業はおよそ3割にとどまった。
 景気回復の実感が乏しい中で個人消費が横ばいに推移し国内輸送量が減少。ドライバー不足とそれに伴う人件費の増加などから、前年同期と比べ増益企業が半減した。
 陸運上場32社の業績の内訳は、増収増益が12社、増収減益が8社、減収増益が5社。減収減益は7社だった。増益企業は全体の半数にとどまった。
収益力強化に各社工夫する
 収益力強化の取り組みが功を奏した事業者もあった。…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください