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2016.06.21付

【海上輸送ガイド】 燃料調整金「ゼロ」続く C重油3万円台は7年ぶり

 フェリー燃料に使用されるC重油(船舶燃料)の価格が7年ぶりに3万円台まで下落した。これを受けて、一部のフェリー会社は4月以降、燃料油価格変動調整金(バンカーサーチャージ)を徴収していない。長距離ドライバー不足などでフェリーを利用する事業者からは歓迎の声が上がる。「秋口まではC重油価格の低水準が続く」(石油情報センター)との見通しだ。
 C重油価格は、JX日鉱日石エネルギーと王子製紙の間で4半期ごとに決められている。直前月の原油価格や為替相場の実測、予測を基に改定。…

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