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2016.04.19付
【リレー連載・物流から見た道路交通計画】 第10回 買い物弱者と事業者の関係 建設技術研究所中部支社道路・交通部長 岩崎 順一 氏
わが国では過疎地でも都市部でも、少子高齢化や単身世帯の増加、商店街の衰退が進む。このため、食料品など日常の買い物が困難な状況に置かれる人々が増えており、こうした人々は「買い物弱者」と呼ばれている。
わずか4年で100万人増
経済産業省の平成26年の推計(60歳以上の人口に「日常の買い物に不便」と内閣府調査に答えた高齢者の割合17.1%を掛けて算出)では、日本全国に約700万人の買い物弱者がいる。22年の前回調査では約600万人で、わずか4年間で100万人も増加した。…
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