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2016.04.19付

【日本の物流に足りないもの】 第2回 増える「買い物難民」 未来調達研究所 坂口 孝則 取締役

 「買い物難民」、あるいは「買い物弱者」という言葉が注目を浴びている。さまざまな定義があるが、ここでは「65歳以上、かつ自家用車などを持たない人たち」とする。その数は380万人に上る。10年後には600~700万人に上昇していく。
 統計や定義の詳細によって数字が上下するものの、人口の相当数が買い物に不自由する事実がある。さらに、この人口は増えることはあっても、減ることはほとんどない。従って、この分野では、モノを届ける需要が高まってくる。
 小売店側でも…

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