ニュース

メインビジュアル

2016.04.12付

【運転席から物流論】第159回 トンネル火災の心構え トラックドライバー・ジャーナリスト 長野 潤一 氏

 3月17日に東広島市の山陽道下り線、西条―志和インターチェンジ間の八本松トンネル(840m)で発生した多重事故によるトンネル火災は、2人が死亡、60人以上がけがをする惨事となった。原因は4トントラックの渋滞最後尾への追突。ニュースを聞いた時、「恐れていたものが来た」と感じた。こうした事故や火災は時折起きており、トンネル内でも起きる可能性があったからだ。昭和54年の東名・日本坂トンネル火災事故を機に、トンネルの火災対策基準ができ防災設備が設けられている。…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください