日本郵便・4～12月　郵便・物流が黒字化　営業益29億円確保

　日本郵便(本社・東京、高橋亨社長)の郵便・物流事業が黒字に転換した。同事業の平成27年4～12月期業績は売上高1兆4495億円(前年同期比4.3%増)、営業利益29億円(前年同期は97億円の赤字)。「ゆうパック」やEMS(国際スピード郵便)、簡易書留の取り扱いが増加。集配業務効率化で利益を大幅に改善した。
　郵便物は全体で前年同期比0.4%減となったが、アジア向けEMS・国際郵便、マイナンバー通知に伴う簡易書留が増加。ゆうパックは、インターネット通販市場の拡大…

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