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2016.01.05付

近海郵船 日本海の太いパイプに 電源設備も大幅拡充

 近海郵船(本社・東京、野崎哲一社長)は苫小牧―敦賀航路に昨年、新造船3隻を投入した。大型化で1隻当たりの車両積載量が約4割向上。電源供給設備も7割弱増強した。長距離ドライバー不足などで北海道―本州間の輸送力低下が危ぶまれる中、定時性・安定性の高い日本海側の大動脈として一層重要性が増している。
 同社は苫小牧―敦賀航路で昨年1月の「ひだか」を皮切りに、「つるが」「ほくと」と順次船を入れ替え。就航する3隻が全て新造船となった。
 大型化で、積載量の増加はもちろん…

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