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2015.12.08付

海運市場 業績回復も視界不良 運賃指数は大幅に下落

 帝国データバンクの調べによると、平成26年度の国内外航貨物海運業の総売上高は、前年度比8.5%増の4兆6111億4000万円だった。市場は依然として厳しいものの、円安の好影響もあり大手企業を中心に業績が回復した。
 一方で、リーマン・ショック以降、世界市場の荷動きは鈍く、受注単価は下落を続けている。今後も中国経済の成長鈍化などを要因に荷動きは鈍いことが見込まれ、「海運事業者は厳しい経営を迫られている」(帝国データ)。
 外航海運の総収入は、19年度には…

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