【物流費上昇の不思議】消費者へ現状周知もっと　堀江繁幸エスラインギフ社長

　（１）１年周期で毎年行う運賃交渉の場には応じてくれる荷主が増えたが、当社の運賃上昇率は３％前後で、物価上昇率からすればプラス影響は限定的だ。荷主メーカー側で値上げの説明の際に「物流費上昇」が安易に使われてしまっている感がある。
　（２）（ドライバーの労働規制強化に伴う）２０２４年問題の対応で運賃交渉が活発化したことを背景に、物価上昇の説明に頻出する物流費上昇を象徴するものとしてトラック運賃上昇が使われている。一部メディアの責任もあるのではないか。
　（３）物…

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