行えること常に考え　水嶋智事務次官　物流は待遇改善を重視

　国土交通省の水嶋智事務次官は１２日の就任会見で、今後の交通運輸行政の抱負として、事務次官として行えることを常に考えている」と話した。
　物流の課題には待遇改善を挙げ、ドライバーの残業上限規制に伴う２０２４年問題により、今後、担い手不足が深刻になる可能性が高まっていることを指摘。課題解消のためには、「（元請けの仲介手数料などで）ドライバーの賃上げを阻害している多重下請け構造の是正、荷主・消費者による物流に必要なコスト負担への理解を求めていくことが必要」とした…

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