ニュース

2025.09.16付
【ドライバーの労働改善へ一手!】第4回 法規制の過労死予防効果 労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 産業保健研究グループ 松元 俊 主任研究員
長時間労働や不規則勤務による過重労働が脳・心臓疾患リスクになると前回まで示してきた。今回からは、トラックドライバーの過労死予防策を考えたい。
過労死の背景にある長時間労働については、労働時間法制が見直されて2019年4月に残業時間の上限が規制され、原則月45時間、年360時間、例外で複数月の平均80時間、月100時間未満、年720時間までとなった。同時に、勤務間インターバル制度の導入が努力義務化され、終業時刻から次の始業時刻の間に11時間以上空けることが…
電子版のIDをお持ちの方はこちらからログインできます!
ログイン