日新　新幹線で細胞を運搬　新サービス構築目指し

　日新（本社・横浜市、筒井雅洋社長）は７月１～２日、横浜―青森間で新幹線を使った細胞輸送の実証実験を行った。輸送の有効性を確認し、鉄道輸送に関する規則に準拠した新サービスの構築を検討する。
　千代田化工建設と東京海上日動火災保険と共同で実施した。再生医療などに使用する「ヒト骨髄由来間葉系間質細胞」を、パナソニックが開発した真空断熱容器「ビクセル」に入れて輸送した。
　往路では横浜市から東京を経由し、新青森までを新幹線の客室に持ち込む従来のハンドキャリー方式で実…

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