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2025.03.25付
厚労省 罰則付きで対策義務化 熱中症重症化を防ぎ
職場での熱中症による労働災害を防ぐため、厚生労働省は企業に対策を罰則付きで義務付ける。労働安全衛生規則を改正し、6月にも施行する方針だ。近年、熱中症による死傷者が高止まりする中、症状の恐れがある人を早期に発見し、適切な対応を講じることで、重症化を防ぐ。
12日に開かれた労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の安全衛生分科会で、委員が省令の改正要綱を了承した。
気温や湿度、輻射(ふくしゃ)熱などから算出する「暑さ指数」が28以上か気温31度以上の環境下で連続1時間以上、または1日4時間以上作…
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