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2024.12.17付

【海上輸送ガイド】2024年の海上輸送 積載率じわり高まる 船腹まだ余裕あり

 海上輸送にとって大きな節目を迎えた2024年。4月からドライバーの労働法制が強化され、従来の陸送による中・長距離輸送の代替手段として注目が集まっている。政府が30年代前半までに輸送量、輸送分担率を倍増させる目標を打ち出す中、内航によるトラック航走実績は着実に上昇の兆しを見せ、存在を主張している。

 内航各社はこの数年、ドライバーの残業上限規制が迫る中、航路開設や代替に伴う船腹の拡大で全体の輸送量を確実に広げ、陸送の代替手段として存在感を高めてきた。
 従来、…

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