ニュース

メインビジュアル

2024.12.03付

【物流大転換 2024年問題】第5回 提案、やればできる 大島 弘明 流通経済大学教授(NX総合研究所顧問)

 改正法のKPI(重要業績評価指標)は荷待ち・荷役時間の削減と積載効率の向上だ。輸送安全規則の改正により、総重量8トン以上、もしくは最大積載量5トン以上に限定されていた荷待ち・荷役時間の記録義務の対象が、来年4月から全ての車両に拡大することを知っているだろうか。
 筆者は長時間労働の要因の正確な実態(情報)を、物流企業から荷主に提供すべきと指摘してきた。荷主には改善の提案も必要になる。
 コンサルタント時代、2012年から、トラックドライバーの労働時間短縮の現…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください