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2015.08.25付

上場物流企業 27年4~6月期 物量低迷でも増収増益 値上げ・燃油安で

 物流上場企業の平成27年4~6月期決算が出そろった。物量の低迷が続く中、およそ8割が増収増益を確保。運賃・料金の値上げや燃料軽油の値下がりが、人件費・傭(よう)車費などのコストアップを吸収した。
 陸運上場35社の業績の内訳は、増収増益が27社、増収減益が3社、減収増益が5社。減収減益はゼロだった。増益企業が全体の9割超を占めている。
 当初、昨年の消費増税の反動減を踏まえ、荷動きの回復を確実視する声もあったが、実際「物量は主要な輸送グループで前年同期比99.5%」…

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