ニュース

2015.08.18付
次世代のタイヤ原料 「ロシアタンポポ」に熱い視線 住友ゴムが共同研究開始
タンポポから大型タイヤ――。住友ゴム工業(本社・神戸市、池田育嗣社長)が、タイヤの主原料である天然ゴムを採取できる新たな植物「ロシアタンポポ」の実用化に向けた共同研究を開始した。天然ゴムの産出地域が熱帯アジアに偏った現状を改め、世界中で需要が拡大するタイヤの安定生産・供給を図る考え。
タイヤといえば、植物由来の天然ゴム、石油由来の合成ゴム、補強材のカーボンブラック、金属系のスチールコードやビードワイヤーが主な材料。タイヤが黒いのはカーボンブラックの色。…
電子版のIDをお持ちの方はこちらからログインできます!
ログイン