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2024.07.30付
【環境特集】特別提言 荷主・消費者に求められること 「安くて便利」ではない 物流考慮した製品設計を 大阪産業大学 浜崎 章洋 教授
カーボンニュートラルの実現に向け、サプライチェーンの上流から下流までの排出量を算出する「スコープ3」の対応は欠かせない。荷主やトラック各社は、労働規制の強化で運べないリスクが現実味を帯び、持続可能で効率的な物流の構築が高まっている。だが、一般消費者の意識は「いつでも安くて便利」から思うように脱却できず、気運の醸成は避けて通れない。
4月から、ドライバーの残業上限規制と改正改善基準告示の適用が始まり、安定的な輸送サービスの構築は目前の課題だ。ポイントは、…
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