渋沢倉庫　温度管理でサービス拡充　海外は低温物流拡大

　渋沢倉庫(本社・東京、大隅毅社長)は4月に始動した3カ年の新中期経営計画の期間中、海外でのコールドチェーン物流を拡大する。中国で蓄積したノウハウを東南アジアに横展開する。国内では温度管理機能を持つ倉庫を整備し、温度管理を切り口に付加価値の高いサービスを提供することで事業を拡大する。
　同社は2021年から、商社機能を持ち、日本で生産された生鮮食品、酒などを中国・上海に販売する支援サービスを開始。前中期計画で強化してきた業域拡大の一環で、これに合わせ、冷凍・…

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