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2024.03.12付

【物流プラットフォーム再構築の時】第100回 結びに当たって(5) 思想を込めた全体構想を 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 4年にわたる連載の間、コロナ禍による社会環境の変化や気候変動による自然災害、国際政治情勢の変化による物流ルート変更、加えてわが国では人口減少、労働環境変化による人材不足もあって、物流は社会的注目を浴びるようになった。モノが運べなくなる危機感が強まり対策が急がれている。現状基盤に基づく対処的課題解決策にとどまらず、今こそ社会構造の変化を見据えた物流のグランドデザイン(全体構想)を検討すべき時であることを最後に強調しておきたい。
 現在の物流基盤は、戦後の復興…

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