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2024.02.26付
【海外事例から学ぶ高速道路の未来】第2回 先端技術で駐車台数測定 流通経済大学味水 佑毅 教授
前回、ドイツのアウトバーン(高速道路)の休憩施設に設置された縦列駐車場を紹介した。前後に3台以上の車両が駐車可能な駐車列が複数並ぶ駐車場で、従来型の駐車場と同一面積の用地でも、より多くの車両が駐車できる。縦列駐車場の高密度駐車を実現するために用いられているのが、今回紹介する「エリア検知システム」と呼ばれるテレマティクス技術だ。
利用者の個人情報に触れず
ドイツは従来、ANPR(ナンバープレート自動認識)技術を用いて、休憩施設の駐車台数を把握していた。休憩施設の…
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