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2024.01.30付

【物流プラットフォーム再構築の時】第97回 結びに当たって(2) 基幹基盤の国有化再考を 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 「システムの挙動はシステムの構造により制限される」「目的を達成するためのシステムは複数存在する」というのはシステム論の基本だ。環境変化によって変化する物流システムの挙動への要求に、現状の構造下で対応するには限界がある。エネルギー、情報、自然、社会生活、世界情勢などの著しい環境変化を考慮した物流構造を設計すべき時だ。
 情報・産業技術の進展により社会生活・企業活動は変化し、物流への要請内容はさらに変わるだろう。戦後構築・整備した物流インフラを改善・拡張し…

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