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2024.01.02付

【新年特集】その飲酒運転対策 効果ある? 人でなく車両に対策を 啓発だけでは防止困難 筑波大学 医学医療系 市川 政雄 教授

 3A(安全・安心・安定)の一つである安全の実現には、飲酒運転対策が不可欠だ。国土交通省は事業用自動車総合安全プラン2025で飲酒運転ゼロを掲げた。達成には物流企業の対策が鍵だが、現状講じられている対策だけでは、飲酒運転は撲滅できないという声も。アルコール検知器による確認が義務化され、12年が経過した中で、効果を研究した筑波大学医学医療系の市川政雄教授は「義務化後の飲酒事故の割合に大きな変化はなく、飲酒運転を防ぐ効果はみられなかった」と語る。
 11年5月から…

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