ニュース

メインビジュアル

2023.12.19付

【海上輸送ガイド】海上輸送への期待 関心高いが受注鈍く 新規航路の構想も浮上

 内航業界はドライバーの残業上限規制に伴う2024年問題を「絶好の機会」(内航各社)と捉えている。足元では物量が低迷。一部荷主では輸送力の危機に対し懐疑的な見方も根強く、当初の思惑通りとは言い難い状況だ。国は、輸送力が低下する陸送の代替手段として海上輸送量の増大を打ち出し、航路網が広がる動きも目立ってきた。

 ある船社担当者は「24年問題が迫って問い合わせは多くなっている」と話す。荷主、トラック各社が法令順守(コンプライアンス)で安定した物流を…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください