運輸労連　賃上げ1万5000円要求　24春闘構想固める

　運輸労連(成田幸隆委員長)は6日、中央執行委員会で2024春闘の構想を固めた。賃上げ要求は1万5000円を中心に行う。産業間や業界内企業間の格差是正を図るとともに、なり手不足解消へトラック運輸の労働環境改善が急務であることを内外に発信する狙い。30年ぶりの高水準。
　解決額の平均が27年ぶりに4000円台を回復した23春闘では、基準賃金の5・5%の1万3700円を要求した。足元ではECを含めた荷動き低迷、軽油価格の高止まりでトラック事業は減収減益が目立つが…

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