【海上輸送ガイド】内航海運　若手船員の確保が課題　トラックにも影響大きく

　若手船員の確保が喫緊の課題になっている。高齢化に歯止めがかからず、将来、船舶の安定的な運航が難しくなる可能性がある。ドライバーへの残業上限規制適用で来年4月以降、内航海運は長距離輸送を支える役割が期待され、トラック輸送にとっても無視できない問題となっている。

　「若い人材確保が欠かせない」とある船社のトップ。少子化を背景に採用競争が激化していることに加え、船上という特殊な環境での勤務、労働時間が長いといった理由から、若年者の採用・定着が進まず高齢化が続いてい…

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