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2023.10.31付
【「安全企業」のつくりかた】第132回 ルールと責任追及からの脱却(2) 東京海上ディーアール 北村 憲康 主席研究員
ある物流企業では、管理者がドライブレコーダーのデータからヒヤリハットの場面を見つけ出し、その後、当該乗務員へ再発防止を求め、営業所内では、「今月のヒヤリハット」などとして共有する。この会社のルールは、「運転中の急操作の抑制」である。
このように、主に、運転結果だけをルールに結び付けていることがあるが、こうしたルールの考え方が、乗務員の共感を生まない第一の理由と言えるし、できていない乗務員探しに終始することにもつながってしまう。
ルールは、運転結果ではなく…
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