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2023.09.12付
【物流プラットフォーム再構築の時】第89回 将来を設計する(15) 官民一体で競争優位を創出 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授
物流活動の国際標準はプラットフォーム(基盤)構築の基盤となり得る。2020年5月にISO23412:2020(温度管理保冷配送サービス―輸送過程での積み替えを伴う荷物の陸送)が発効した。日本が提案してISO(国際標準化機構)にプロジェクト委員会を新設し、委員会議長や国際幹事の役割を担い、規格開発を主導した。きめ細かい物流というわが国の得意分野を国際規格化したことは特筆すべきだ。これを例に、国際標準化の進め方を考えたい。
国際標準化には、対象とする技術やシステム…
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