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2023.08.29付

【物流プラットフォーム再構築の時】第88回 将来を設計する(14) 保冷配送に見る国際標準化 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 サプライチェーンが各国にまたがる課題であることは言うまでもなく、物流活動の国際標準化は喫緊の課題だ。物流プラットフォーム(基盤=PF)の構築に当たっては、輸送・荷役・保管のための機器・機材、業務・作業、関連情報の標準を十分に意識することが必要だ。世界標準がわが国での活動に即したものになれば、世界の物流に大きく貢献でき、大きな優位性が得られる。
 そのためには官民を挙げた標準化活動の推進が必要だ。特に個社の効率化を越えて、共同配送や各種輸送モードの活用には複数…

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