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2023.08.08付
【物流プラットフォーム再構築の時】第87回 将来を設計する(13) 環境負荷算定の国際標準化を 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授
脱炭素へ各種の達成目標が定められ、二酸化炭素(CO2)排出量の取引制度も推進されている。だが、環境負荷の定量的把握や評価方法については、温暖化効果ガス、CO2排出量に限っても明確な世界標準がない状況にある。
把握する範囲や算定方法が準化されていないと、正確に比較できず削減努力も把握できない。把握の範囲や方法、算定期間、解釈によって評価が異なる状況下では、企業が実態以上に環境保護活動をしているふりをする「グリーンウォッシュ」を疑われる材料ともなりかねない…
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