【「安全企業」のつくりかた】第127回　繰り返し確認の重要性　東京海上ディーアール主席研究員　北村憲康氏

　信号のない交差点を右折する際、乗務員がカバーしなくてはならない安全確認箇所は8カ所程度ある。(1)対向直進車(2)対向二輪車(3)対向直進自転車(4)対向歩行者(5)同方向歩行者(6)同方向自転車(7)追い越し直進車(8)後続直進車―となる。
　これらの安全確認のポイントは、対向ゾーン、自車と同方向ゾーン、自車の後方ゾーンに分け、それぞれのゾーンで、他の車や、歩行者、自転車の有無を検索することにある。検索後は再び、(1)～(8)までの安全確認を行い、(1)～…

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