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2023.07.11付

【物流プラットフォーム再構築の時】第85回 将来を設計する(11) 結節点を起点に環境負荷算出 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 物流活動による環境負荷というと、輸配送時の二酸化炭素(CO2)排出が注目される。だが、輸送手段の切り替えや中継、モノの保管、仕分け、荷ぞろえ、再ユニットロード(コンテナ、パレットなどにまとめられた状態)構築の役割を担う倉庫や物流センターは、サプライチェーンの効率化や環境負荷削減でも重要な役割を果たす。
 物流の中継地点である結節点は情報に接している。倉庫や配送センターは、前後の輸配送状況や輸配送時のモノの状態に関するデータの把握・保存・活用に大きく貢…

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