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2023.07.04付

中企庁調査 価格転嫁なお厳しく 全27業種で最低の割合

 中小企業庁が、コスト上昇分のうち、価格転嫁できた割合を価格転嫁率として調べたところ、トラック運送業が全27業種で最も低いことが分かった。昨年12月公表の前回調査よりも悪化。原材料費、エネルギー価格、労務費の上昇分を収受できない状況が続いている。
 調査は、毎年3月と9月の価格交渉促進月間の成果を確認するために実施しているもの。今回、4~5月に実施し、調査票を送った全国30万社の中小のうち、1万7292社が回答した。4月には約2200社に対し、下請けGメンに…

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