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2023.05.16付

【物流プラットフォーム再構築の時】第81回 将来を設計する(7) 将来像基に官民協調で構想を 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 物流活動は、モノの流れに関する情報の宝庫であり、物流活動を効率的に管理・運営するプラットフォーム(基盤=PF)が開発・提供され始めている。物流活動の効率化には当該工程の輸送や荷役・保管の容量・能力、利用状況に関する情報はもちろん、前後工程の情報、さらに貨物の現在地や状態、物流需要の予測、決済情報、通関・保険情報など関連分野の情報を取り込んでいく必要がある。ゆえにPFの中には将来、物流活動全体に拡張していく可能性を秘めるものが見受けられる。
 例えば、通関業務…

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