ニュース

メインビジュアル

2023.04.18付

【「安全企業」のつくりかた】第120回 「しつける」から「仕向ける」へ 東京海上ディーアール 主席研究員 北村 憲康氏

 ルールを決め、その順守の義務を教育により徹底しようとする。物流企業の安全教育は、「しつける」ことを目的としているケースが多くないだろうか。
 初期教育としては必要だが、ルールと義務で縛り付ける安全教育は、やがて通用しなくなる。というより、教育効果の伸びが止まってしまう。
 なぜならば、ルールと義務を常に受け入れるのは、素直で、協調性のある、規律正しい乗務員であり、全体の中では限られているからである。それ以外の乗務員は、その時の気分や置かれた環境により行動が…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください