厚労省　改善基準告示を改正　24年4月から適用へ

　厚生労働省は昨年12月23日、ドライバーの拘束時間などを定める改善基準告示を改正した。適用は2024年4月からで、同省は関係者への周知を図りつつ、長時間労働の原因となる荷主対策に取り組む。
　新たな改善基準は労災支給件数などの多さを踏まえ、現在の内容を見直したのがポイント。例えば、年間の総拘束時間は原則3300時間となり、今より216時間短くなる。労使協定がある場合は現行より116時間短い年3400時間までで、年6回まで月310時間に延長できる。
　この場…

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