【注目の動き～パーパス～】求職者、企業の考え注視　物流企業も策定広がり

　近年、経営理念と別に社会貢献を軸に企業の存在の意義を示す「パーパス」を策定する動きが広がっている。国内では自動車や電機、飲料などの大手が策定しており、物流業界でも少しずつ注目されてきた。特に若い世代は就職・転職時にパーパスを意識する傾向もあり、人材確保や定着の手法の一つになりそうだ。
　パーパスは米国で2010年頃から使われ始めた。近年、持続可能性が重視され、19年8月にアップルやアマゾン、ウォルマートなど米国大手で構成するロビー団体「ビジネス・ラウンドテーブル…

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