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2022.10.18付
【物流の労務・法律トラブル】第16回 拘束時間削減への対応 弁護士法人 戸田労務経営所長 戸田 哲 弁護士
運輸・運送業の労務対応で大きな悩みとなっているのは、労働時間管理の問題だろう。特にドライバーの労働時間は多くの論点を含んでいる。一般的に、ドライバーは点呼してからの移動時間が労働時間に含まれる。渋滞も含め移動時間が長くなれば、その分、労働時間が長くなる。
現場に到着してからも手待ち時間が問題となるケースがある。荷主都合で積み降ろしを待たされる場合、呼ばれたらすぐに対応が必要な状況下にあれば「手待ち時間」として労働時間となる。呼ばれる時間が決まっていて、その時間…
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