日本ロジステック　負債150億円抱え倒産　急成長も不正が発覚

　帝国データバンクによると、日本ロジステック(本社・東京、黒川尚悟社長)は8月30日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、保全・監督命令を受けた。申し立て時点の負債は債権者371人に対し約151億円。大手通信会社との取引拡大も背景に、売上高は2019年3月期の約106億円から22年3月期には同405億円超と3年間で4倍近い急成長を遂げたが、資金繰りが行き詰まり倒産に至った。
　同社は17年12月設立。資本金は4億8000万円。従業員約300人。1959年設立の旧…

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