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2022.07.26付

【環境特集・「地球に優しい」の実現へ】経済を重視した対応に マッチングなどで役割も 国立環境研究所 田崎 智宏 資源循環社会システム研究室長

 大量生産・大量消費の時代に生まれた「循環型社会」が変化している。廃棄量削減へ、関係者が連携し製造段階から再利用を考えて製品を造り、廃棄時に再利用できそうなものを物流企業が効率良く集める「循環経済」が普及しつつある。国立環境研究所の田崎智宏資源循環社会システム研究室長は「実現へ多くの関係者を巻き込むことが不可欠で、多様な顧客を抱える物流企業のマッチングが役立ちそう」とする。

 日本では1990年代に循環型社会の議論が始まった。人々が有限…

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