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2022.06.14付
【「安全企業」のつくりかた】第101回 常識よりも良識を育てる 東京海上ディーアール 主席研究員 北村 憲康氏
物流企業の安全教育は、常識を徹底することに終始し、乗務員の良識を育てていないことが多い。常識を徹底するとは、道路交通法から企業内の安全規則まで、実践すべきことをルール化し、それらを順守させることに終始することである。やるべきことをルール化し、常識化して、やらないことを悪とするものである。
一方、良識を育てるとは、事故防止の本質を見据え、何をすれば事故を防げるかを、乗務員に考えさせることである。何でもルールで縛らず、時にはルールにないことでも、自ら行動できる…
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