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2022.05.10付

転落・墜落 事故要因最多どう防ぐ? 安全設備など検討

 近年、高止まりが続くトラックの労働災害事故。2018年以降、死傷災害は1万件超のペースで推移し、21年は1万6000件(速報値)を超えた。中でも最も多いのが「墜落・転落」だ。荷台からの飛び降りなどが原因の事故を防ぐため、昇降設備設置の検討が進んでいる。
 厚生労働省所管の労働安全衛生総合研究所によると、15年当時に発生したトラック荷台から転落した事故のうち、荷台への昇降時の転落は全体の40・0%に当たる344件。そのうち、「荷台から降りる時」の事故が7割弱…

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