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2022.04.26付
【「安全企業」のつくりかた】第98回 無事故乗務員と優良乗務員 東京海上ディーアール 主席研究員 北村 憲康氏
「事故を起こす乗務員は決まっている」「事故を起こした乗務員へ安全教育をすればよい」など、安全教育のターゲットを特定の乗務員や事故惹起(じゃっき)者へ集中させようとする物流企業がよくある。
この考え方は、一見すると合理的なようだが、必ずしもそうとはいえない前提の上に成り立っている。それは、無事故乗務員は常に安全運転をしているということである。
筆者がこれまで分析した、企業のドライブレコーダーの運行データを振り返ると、事故惹起者と無事故乗務員の間では、例えば…
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