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2022.04.12付
【「安全企業」のつくりかた】第97回 体制なくして対策なし 東京海上ディーアール 主席研究員 北村 憲康氏
事故が急増したり、重大事故が起きたりすると、物流企業の経営者は緊急対策をやりがちになるが、その内容は大きく3つある。
1つ目は、ルールの強化である。事故の直接的原因となる安全確認の強化を図るルール化や、同様の事故が起きた場合の罰則制度などがある。2つ目は、企業内で特別研修会を実施することである。最近の事故状況や重大事故の詳細を振り返り、再発防止を乗務員に促すものである。
さらに、重点対策期間の設定である。ルール強化や特別研修を経て、一定期間を設けて意識付け…
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