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2022.03.22付

【ロジ激流時代を読み解く】第21回 狙い撃ちされた荷主 経営コンサルタント 三村光昭氏

 今回は製造業N社の物流部門が長年、3PL企業に委託したことで、物流部門の弱体化と人材不足を招いた事例を検証したい。
 製造業では、各社で違いはあるが、月1回程度、営業、製造、物流の各部門が販売数や生産数、在庫数などを予測する「生販会議」を開催している。N社では、他社でも頻繁に起きる営業部門の販売計画数の乖離(かいり)と、生産部門の都合による計画通りの生産によって在庫は増加の一途をたどっていた。

妥当性判断できず言いなり

 物流部門はこのままでは在庫が格納できなくなる…

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